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モデスト・ムソルグスキー
- 組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編曲)
- 交響詩「禿山の一夜」(リムスキー=コルサコフによる補筆版。ただし、近年は原典版の演奏が増えてきている。
組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編曲)
- シャルル・デュトワ指揮、モントリオール交響楽団、Po. F35L-20141 (London)
- ズービン・メータ指揮、ニューヨーク・フィルハーモニック、CS. 30DC-790 (Col.)
- ゲオルグ・ショルティ指揮、シカゴ交響楽団、Po. F35L-50076 (London)
- ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、BPO、Po. F35G-20136 (DG)
非常に愉しい「展覧会の絵」が登場した。描写的ではないし、ムソルグスキーの素朴なロシア色からも遠いが、いかにも現代の若手指揮者らしい明るさとスマートさが絶えず良い方向へ作用し、一種独特の魅力を持った名演を生んだのである。(ズービン・メータ指揮、ニューヨーク・フィルハーモニック盤、日本語ライナー、宇野功芳)
この組曲「展覧会の絵」は、もとはピアノ用組曲として書かれたもので、ムソルグスキーの親友であったヴィクトル・ハルトマンの遺作展覧会の印象をもとにして作曲されたものである。そして、このピアノ用組曲「展覧会の絵」は、後年、ドビッシーを初めとして、多くの作曲家たちに大きな影響を与えたのであった。(ゲオルグ・ショルティ指揮、シカゴ交響楽団盤、日本語ライナー、志島栄八郎)