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岩手

負けるな、東北!

奥羽山脈北部

岩手県北部、秋田、青森との県境に接する中岳(1024.2m)周辺は、かって鉱山が栄え、中腹には四角鉱山跡の石碑がある。眺望がよいこの山はタケノコ採りの山としても賑わいを見せる。東に盛り上がる牧歌的な稲庭高原の稲庭岳(1078.0m)は、ハイキングに最適な山で、青森県の八甲田連峰を遠くに望む。高原の味わいは八戸自動車道の南にある山代平高原や上時雨高原にも広がり、七時雨山(1060.0m)のピークに誘われる・・・。(山渓・県別登山ガイド)

奥羽山脈中部

真昼山地ともいわれる非火山地形の山稜が秋田県境に沿って南北に長い。中でも和賀山地として別称のある北の朝日岳、大荒沢岳、高下岳など、主峰の和賀岳を中心とした山域には、深く入り組んだ生保内川や大荒沢川、和賀川などが流れ、標高1500mに満たない山々を一段とひきたてる。真昼岳から女神山へと稜線は伸び、特に女神山には和賀岳周辺にも劣らないブナ林がある。またそのブナ帯には白糸ノ滝や降る滝など美しい滝を望むことができる。奥羽山脈から派生する内陸部の山は、盛岡から花巻にかけて1000mに満たない山が、北から箱ヶ森(665.5m)、南昌山(648.0m)、東根山(928.1m)など南へ続く。(山渓・県別登山ガイド)

奥羽山脈南部

ブナ林に囲まれた秘湯・夏湯温泉をベースにする牛形山(1339.8m)や経塚山(1372.6m)から焼石岳(1547.9m)へ縦走路が続く。多雪地帯で壮年期を迎える山岳地形の稜線はなだらかで、雪田草原が点在し、多種の高山植物が花を咲かせる。中でも焼石岳(1547.9m)周辺では見事なお花畑が広がり、花の名山として知られるようになった。宮城、山形、秋田と接する栗駒山(1627.4m)は手軽に紅葉が楽しめる山域として名高く、秋色に染まる季節は羽川温泉に通じる道路が大渋滞となる。(山渓・県別登山ガイド)

北上山脈北部

北上山脈中部

北上山脈南部



Last modified: Sun, 30 Jul 2017 16:41:34 +0900
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