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モクレン綱 Magnoliopsida

被子植物のうち、子葉の数が2個のものをいい、単子葉植物に対する分類群です。子葉の数を重要な分類形質として最初に取り上げたのはフランスのロベールM. Lobelius de L'Ober(1538-1618)で、のちにジュシューがこれに基づいて無子葉植物(隠花植物)、単子葉植物、双子葉植物の三群を分類し、これが自然分類の出発点ともなりました。双子葉植物の子葉は2個とはいっても、なかには子葉が1個、あるいは3個以上の種類もあります。これは、子葉の癒合や一方の短縮によるとも考えられています。しかし、こうした子葉の数の特徴は同一種内では安定しています。たとえばセツブンソウEranthis pinnatifida(キンポウゲ科)、コマクサDicentra peregrina(ケシ科)、ムシトリスミレPinguicula vulgaris var. macroceras(タヌキモ科)などはつねに単子葉性を示し、デゲネリア属では3個、トベラ属では3個ないし4個といった多子葉性を示します。

モクレン亜綱 Magnoliidae

マンサク亜綱 Hamamelidae

ナデシコ亜綱 Caryophyllidae

ビワモドキ亜綱 Dilleniidae

バラ亜綱 Rosidae

キク亜綱 Asterdiae

家庭菜園

ビワモドキ亜綱 Dilleniidae バラ亜綱 Rosidae キク亜綱 Asterdiae


Last modified: Fri, 14 Feb 2020 17:58:15 +0900
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