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佐々木譲

北海道夕張市生まれ。北海道中標津町在住。北海道札幌月寒高等学校卒業。美術系大学への進学を断念したのち、京都や東京などで溶接工、自動車組立て工などのアルバイト生活を続ける。その後広告代理店や本田技研で広告関連の仕事に従事、1979年「鉄騎兵、跳んだ」で文藝春秋「オール讀物新人賞」を受賞し、作家デビュー。同作は映画化もされ評判となった。歴史や犯罪を主に題材に採り、ジュブナイル小説も手がけている。近年は電子絵本の制作や自作の舞台化にも積極的である。また、直木賞をはじめ数々の文学賞を受賞している。(Wikipedia)

  1. うたう警官(2004年12月 角川春樹事務所) 改題・笑う警官(2007年5月 ハルキ文庫), 2009年、大森南朋・松雪泰子主演で映画化。
  2. 警官の血(2007年9月 新潮社 / 2010年1月 新潮文庫)
  3. 巡査の休日(2009年10月 角川春樹事務所/2011年5月 ハルキ文庫)
  4. 密売人(2011年8月 角川春樹事務所/2013年5月 ハルキ文庫)
  5. 警官の条件(2011年9月 新潮社) - 『警官の血』の続編
  6. 人質(2013年1月 角川春樹事務所)
  7. 獅子の城塞(2013年10月 新潮社)

笑う警官(2004、2007改題)


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“道警シリーズ”の第1作。『このミステリーがすごい!』の2005年版で10位にランクインした。北海道警裏金事件にインスピレーションを得て書かれた。映画化され、2009年秋に公開された。また、2013年にテレビドラマ化された。(Wikipedia)

北海道警察の汚職事件をヒントに人気作家・佐々木譲が書き下ろした“道警シリーズ”第1作の同名小説を映画化したクライム・サスペンス。角川春樹が1997年の「時をかける少女」以来12年ぶりにメガホンをとり、ある殺人事件で濡れ衣を着せられた同僚の無実を証明するため真相を追究する刑事たちによって警察の暗部が浮き彫りになっていくさまを緊迫感溢れるタッチで描き出す。主演は「ハゲタカ」の大森南朋。共演に「余命」の松雪泰子、お笑いコンビ雨上がり決死隊の宮迫博之。(allcinema)

2002年に北海道で起きた警察組織ぐるみの汚職事件をヒントにした佐々木譲の小説を、「男たちの大和/YAMATO」の角川春樹が映画化。殺人犯に仕立て上げられた友人を救うために独自の捜査を開始した警察官が、組織の闇に行き当たる。出演は「ハゲタカ」の大森南朋、「沈まぬ太陽」の松雪泰子、「20世紀少年」の宮迫博之。(KINENOTE)

警官の血 (2007/9)


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『警官の血』(けいかんのち、The Policeman's Lineage)は、佐々木譲による日本の警察小説、及びそれを原作とした日本のテレビドラマ。『小説新潮』(新潮社)にて2006年6月号から2007年8月号まで連載された。三代に渡って警察官となった3人の男の人生を、昭和に起こった2件の未解決事件と、戦後の昭和から平成の時代を背景に描く大河小説である。2011年、本作から9年後を舞台とした続編『警官の条件』が刊行された。(Wikipedia)

帝銀事件が世を騒がせた昭和23年。希望に満ちた安城清二の警察官人生が始まった。配属は上野警察署。戦災孤児、愚連隊、浮浪者、ヒロポン中毒。不可解な「男娼殺害事件」と「国鉄職員殺害事件」。ある夜、谷中の天王寺駐在所長だった清二は、跨線橋から転落死する。父の志を胸に、息子民雄も警察官の道を選ぶ。だが、命じられたのは北大過激派への潜入捜査だった。ブント、赤軍派、佐藤首相訪米阻止闘争、そして大菩薩峠事件?。騒然たる世相と警察官人生の陰影を描く、大河小説の力作。(honto, e-hon)

過激派潜入の任務を果たした民雄は、念願の制服警官となる。勤務は、父と同じ谷中の天王寺駐在所。折にふれ、胸に浮かんでくる父の死の謎。迷宮入りになった二つの事件。遺されたのは、十冊の手帳と、錆びの浮いたホイッスル。真相を掴みかけた民雄に、銃口が向けられる…。殉職、二階級特進。そして、三代目警視庁警察官、和也もまた特命を受ける。疑惑の剛腕刑事加賀谷との緊迫した捜査、追込み、取引、裏切り、摘発。半世紀を経て、和也が辿りついた祖父と父の、死の真実とは?。(honto, e-hon)

警官の条件(2011)


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都内の麻薬取引ルートに、正体不明の勢力が参入している?。裏社会の変化に後手に回った警視庁では、若きエース安城和也警部も、潜入捜査中の刑事が殺されるという失態の責任を問われていた。折しも三顧の礼をもって復職が決まったのは、九年前、悪徳警官の汚名を着せられ組織から去った加賀谷仁。復期早々、マニュアル化された捜査を嘲笑うかのように、単独行で成果を上げるかつての上司に対して和也の焦りは募ってゆくが…。(honto, e-hon)

人質 (2013)


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「謝ってほしいんです。あのときの県警本部長に。ぼくが要求するのはそれだけです」5月下旬のある日。生活安全課所属の小島百合巡査部長は、以前ストーカー犯罪から守った村瀬香里との約束で、ピアノのミニ・コンサートへ行くことになっていた。香里よりひと足先に、会場である札幌市街地にあるワイン・バーに着いた小島は、そこで人質立てこもり事件に遭遇する。犯人は強姦殺人の冤罪で4年間服役していた男。そのコンサートの主役は、来見田牧子、冤罪が起きた当時の県警本部長の娘だったのだ―。一方、同日の朝に起きた自動車窃盗事件を追っていた佐伯宏一警部補は、香里から連絡を受け、事件現場へ向かったのだが…。(honto, e-hon)

獅子の城塞(2013/10月)


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天正遣欧使節団とともに、長崎を出航して二年半。異国の地で貪欲に西洋の技を身につけていく次郎左。言葉の壁を実力で乗り越え、普請現場で、たちまち名を上げていくが…。嫉妬の目、密告、逃避行、戦乱の日々。帰国を夢見つつも、イスパーニャ軍の暴虐に反旗を翻すネーデルラント共和国軍に力を貸し、鉄壁の城塞を築き上げた男の波乱の生涯!(honto, e-hon)



Last modified: Wed, 25 Mar 2015 19:34:41 +0900
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