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リチャード・ギア
リチャード・ティファニー・ギア(Richard Tiffany Gere, 1949年8月31日 - )は、アメリカ合衆国の俳優。ペンシルベニア州フィラデルフィア出身。アイルランド系。(以下は、タイトル、日本語題名、製作年、役名)- アメリカン・ジゴロ American Gigolo (1980) ジュリアン
- 1991 八月の狂詩曲 Rhapsody in August (1991) クラーク
- 愛という名の疑惑 Final Analysis (1992) アイザック・バー博士、出演・製作総指揮
- 真実の行方 Primal Fear (1996) マーティン
- ジャッカル The Jackal (1997) デクラン・マルクィーン
- オータム・イン・ニューヨーク Autumn in New York (2000) ウィル・キーン
- プロフェシー The Mothman Prophecies (2002) ジョン・クライン
- 運命の女 Unfaithful (2002) エドワード・サムナー
- シカゴ Chicago (2002) ビリー・フリン、ゴールデングローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)受賞
- 綴り字のシーズン Bee Season (2005) ソール・ナウマン
- 消えた天使 The Flock (2007) エロル・バベッジ
- 最後の初恋 Nights in Rodanthe (2008) ポール・フラナー
- 顔のないスパイ The Double (2011) ポール・シェファーソン
- キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け Arbitrage (2012) ロバート・ミラー
- リチャード・ギア/人生の特効薬 The Benefactor (2015) フラニー
- 嘘はフィクサーのはじまり Norman: The Moderate Rise and Tragic Fall of a New York Fixer (2016) ノーマン・オッペンハイマー
アメリカン・ジゴロ American Gigolo (1980)
Source:Wipipedia 2015/7/20追加
監督:ポール・シュレイダー
脚本:ポール・シュレイダー
製作:ジェリー・ブラッカイマー
製作総指揮:フレディ・フィールズ
出演者:リチャード・ギア、ローレン・ハットン、ニーナ・ヴァン・パラント
音楽:ジョルジオ・モロダー
撮影:ジョン・ベイリー
編集:リチャード・ハルジー
配給:パラマウント・ピクチャーズ
上映時間:117分
『アメリカン・ジゴロ』(American Gigolo)は、1980年に公開されたアメリカ映画。監督はポール・シュレイダー。ジェリー・ブラッカイマーがプロデュースを担当している。(Wikipedia)
ビバリーヒルズの金持ち婦人を相手に稼ぎまくる超高級ジゴロ、ジュリアン。彼は甘いマスクとセックス・テクニックでその筋ではNo.1の売れっ子だった。そんなある日、上院議員婦人に出会い、忘れかけていた真実の愛に目覚め始めるが、彼の客の一人が何者かに殺害され、なんと彼に犯人として疑いの目が向けられてしまう……。「タクシードライバー」の脚本で一躍有名になった監督P・シュレイダーのサスペンス映画。主人公の行動を静かに追った作りはなかなかの効果を出しているがストーリー展開自体がイマイチ! ただしR・ギアのカッコ良さは「プリティ・ウーマン」以上で高級ジゴロを華麗なまでに演じている。ブロンディが歌う主題歌『コール・ミー』も大ヒット。(allcinema)
主人公ジュリアン(リチャード・ギア)は、ビバリーヒルズの金持ち婦人を相手に稼ぎまくるジゴロ。彼は引きも切らないコールを受ける売れっ子であった。ある日、彼の客の金持ち女性が殺害された。ジュリアンはその犯人として逮捕されてしまう。彼のアリバイを証言してくれるはずの女性は、彼との関係が公になるのを恐れ、事実を葬り去る。しかし、数日前に偶然出会い、客として過ごした上院議員婦人ミシェル・スタットン(ローレン・ハットン)の存在が、予想だにしない光明を彼にもたらすのだった。
若い肉体と洗練されたマナーを武器に上流階級の女たちを相手にする“ジゴロ”。そのジゴロを職業とする青年の華やかさの裏にひそむ満たされない心を描く。製作総指揮はフレディ・フィールズ、製作はジェリー・ブラックハイマー、監督・脚本は「ローリング・サンダー」等の脚本を手がけたポール・シュレイダー、撮影はジョン・べイリー、音楽はジョルジオ・モロダー、編集はリチャード・ハルシー、美術はエドワード・リチャードソン、主題歌はブロンディが各々担当。出演はリチャード・ギア、ローレン・ハットン、へクター・エリゾンド、ニーナ・ヴァン・パラント、ビル・デューク、ブライアン・デイヴィス、K・キャランなど。(KINENOTE)
外部リンク(2014/1/19、2015/7/20):
真実の行方 Primal Fear (1996)
Source:Wipipedia 2015/7/20追加
監督:グレゴリー・ホブリット
脚本:スティーヴ・シェイガン、アン・ビダーマン
原作:ウィリアム・ディール(英語版)
製作:ゲイリー・ルチェッシ
製作総指揮:ハワード・W・コッチJr
出演者:リチャード・ギア、ローラ・リニー、エドワード・ノートン
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
撮影:マイケル・チャップマン
編集:デヴィッド・ローゼンブルーム
製作会社:ゲイリー・ルチェシ・プロ、ライシャー・エンターテインメント
配給:パラマウント、パラマウント=UIP
公開:アメリカ1996年4月3日、日本1996年11月2日
上映時間:130分
1993年出版のウィリアム・ディールの小説。日本語版は1996年にベネッセコーポレーション(福武文庫)より出版された(訳:田村義進)。冬のシカゴで地元の大司教が惨殺され、大司教のもとで教会のミサを手伝っていた聖歌隊所属の青年アーロン(エドワード・ノートン)が容疑者として逮捕された。自分の名前がテレビのトップニュースに取り上げられることに目がない辣腕弁護士マーティン・ヴェイル(リチャード・ギア)が、アーロンの弁護を買って出る。これに対し検察当局は、こちらも辣腕女性検事として名を馳せていたジェーン・ヴェナブル(ローラ・リニー)を担当検事に任命し、第一級殺人の罪でアーロンを起訴、死刑の判決を得るよう指示する。ジェーンはマーティンの州検事局時代の部下であり、一時交際していたこともあった。アーロンは血まみれで現場から逃走しており、大司教殺しが彼の犯行であることは動かしがたく思われた。(Wikipedia)
大司教惨殺事件で逮捕されたのは、彼の侍者のアーロンという青年だった。売名家と呼ばれている弁護士マーティンは、事件の話題性から無償での弁護を申し出た。あどけないアーロンの表情を使ったマーティンの作戦も、明らかにされていく宅地開発に絡む大司教への恨みや“悪魔払い”の名のもとにビデオに収められた醜聞も、元恋人の検事ジャネットによって次々と提出される物的証拠の前にはなす術が無かった。そんな時、アーロンの精神分析を担当したアーリントン女医がつかんだ事実とは……。(allcime,a)
野心家の弁護士が担当した、ある事件の顛末を描く法廷サスペンス。意外性に富んだストーリーの妙と、それを生かす巧みな演出と演技が見もの。「シャーキーズ・マシーン」の原作者として知られる作家ウィリアム・ディールの同名長編小説(福武文庫・刊)を、「ハッスル」「シシリアン」のベテラン、スティーヴ・シェイガンと「コピーキャット」のアン・ビダーマンが4年がかりで脚色。監督には『ヒルストリート・ブルース』『L.A. Low/7人の弁護士』『NYPD/ブルー』などのTVドラマシリーズを手掛け、これが初の劇場用映画となるグレゴリー・ホブリットが当たった。製作のゲイリー・ルチェシとエグゼクティヴ・プロデューサーのハワード・W・コッチ・ジュニアは、「バーチュオシティ」のコンビ。撮影は「ライジング・サン」のマイケル・チャップマン、音楽は「ウォーターワールド」「陪審員」のジェームズ・ニュートン・ハワード、美術はジャニーヌ・クラウディア・オップウォール。編集はホブリットのTV時代からのコンビであるデイヴィッド・ローゼンブルーム、衣裳は「あなたが寝てる間に…」のベッツィ・コックスがそれぞれ担当。主演は「トゥルーナイト」のリチャード・ギア。共演は「コンゴ」のローラ・リニー、レオナルド・ディカプリオに決まりかけた役を射止めて本作でデビューしたエドワード・ノートン、「ザ・シークレット・サービス」のジョン・マホニー、「キルトに綴る愛」のアルフレ・ウッダード、「ファーゴ」のフランセス・マクドーマンドほか。(KINENOTE)
外部リンク(2014/1/22、2015/7/20):
オータム・イン・ニューヨーク Autumn in New York (2000)
Source:Wikipedia 2014/7/19
監督:ジョアン・チェン
脚本:アリソン・バーネット
出演者:リチャード・ギア、ウィノナ・ライダー、ヴェラ・ファーミガ
音楽:ガブリエル・ヤレド
撮影:クー・チャンウェイ
編集:ルビー・ヤン
配給:MGM
公開:アメリカ2000年8月11日、日本2000年9月23日
上映時間:103分
2000年公開のロマンス映画。監督は『ラストエンペラー』や『ツイン・ピークス』に出演した女優のジョアン・チェン。ウィル・キーン(ギア)はレストランオーナーであり結婚恐怖症の48歳の独身男。自由奔放な若きシャルロット・フィールディング(ライダー)と出会い、彼は深入りしない軽いロマンスを望んだ。ウィルは「永遠は約束しない」という信条の一方、シャルロットもこの関係は長く続かないと確信していた。なぜならば、彼女は病により死にゆく身であったからだった。
年末休暇3日目、午前中はDVDで「オータム・イン・ニューヨーク(2000)」を観た。秋から冬へと移ろいゆくNYで育まれたラブストーリーだ。リチャード・ギア(1949-)と親子ほど違うという役を演じていたウィノナ・ライダー(1971- )とのコンビだが、ストーリー展開はイマイチ。セントラルパークから始まる晩秋(途中Metも)、つかの間の季節のNY描写のみが際立つ美しい失敗作だ。でも、お気に入りのシーンがあった。
ウィル「クリスマスは何が欲しい?」
シャーロット「今こうしてる時間があればいい。あなたは何が欲しい?」
ウィル「君からはもうもらったよ」
シャロット「何を?」
ウィル「悩み、苦しみ、痛み」
「幸せ」
「そして愛」
と、くさいけど、いいフレーズだ。午後は、口直しに上映中の「007スカイフォール」を観る。
『オータム・イン・ニューヨーク』(Autumn in New York)は、2000年公開のロマンス映画。監督は『ラストエンペラー』や『ツイン・ピークス』に出演した女優のジョアン・チェン。主な出演者はリチャード・ギア、ウィノナ・ライダー、アンソニー・ラパリア。(Wikipedia)
色づく木々の葉も美しい秋のセントラル・パーク。恋人に別れを告げたばかりのウィルは、ひとりボートに乗っている悲しげな美女に目をとめる。リッチでハンサムなウィルはこれまで真剣な恋などせず、何人もの女性と刹那的な恋愛を繰り返していた。後日、彼の店でボートの美女、シャーロットに再会。ウィルは新たな恋を確信し彼女に近づく。やがて二人は恋に落ちるが、遊びのつもりだったウィルは、シャーロットがあと1年もない命と聞かされ動揺する。そして本気になりつつある自分に戸惑うのだった……。(allcinema)
秋から冬へと移ろいゆくニューヨークで育まれた年齢差を越えたラブストーリー。監督は「シュウシュウの季節」のジョアン・チェン。脚本は新鋭アリソン・バーネット。撮影は「キャスティング・ディレクター」のクー・チャンウェイ。音楽は「リプリー」のガブリエル・ヤレド。出演は「プリティ・ブライド」のリチャード・ギア、「17歳のカルテ」のウィノナ・ライダー、「依頼人」のアンソニー・ラパグリアほか。(KINENOTE)
外部リンク(2014/1/14、2015/7/20):
- オータム・イン・ニューヨーク (Wikipedia)
- Autumn in New York (Wikipedia)
- オータム・イン・ニューヨーク (allcinema)
- オータム・イン・ニューヨーク (KINENOTE)
プロフェシー The Mothman Prophecies (2002)
Source:KINENOTE 2015/7/20
監督:マーク・ペリントン
脚本:リチャード・ヘイテム
原作:ジョン・A・キール『モスマンの黙示』(1976年)
製作:ゲイリー・W・ゴールドスタイン、ゲイリー・ルチェシ、トム・ローゼンバーグ
製作総指揮:テリー・A・マッケイ、テッド・タネンバウム、リチャード・S・ライト
出演者:リチャード・ギア、デイヴィッド・エイゲンバーグ
音楽:トマンダンディ
撮影:フレッド・マーフィ
編集:ブライアン・バーダン
配給:ソニー・ピクチャーズ
公開:アメリカ2002年1月25日、日本2002年11月2日
上映時間:119分
謎の怪現象に連続して見舞われた男がそれらに意味があることを突き止めてゆくミステリー作品。 アメリカで実際に目撃されたモスマンを題材にしているが、制作に関わった関係者の謎の死が相次いで発生した。またモスマンに関わった事例なども次々事故などが相次いでいるため、「モスマンの呪い」と言われている。(Wikipedia)
ワシントン・ポスト紙の記者ジョン・クライン(リチャード・ギア)は妻メアリーと幸せに暮らしていた。クリスマス・イブの夜、妻が運転中に事故を起こし、謎の言葉とメモを残して死亡する。2年後、出張に向かうジョンは見知らぬ町に迷い込み不思議な事件に遭遇する。やがてメアリーの死に繋がる手掛かりを発見し、自らも事件に巻き込まれていく…。(Wikipedia)
数多くのUFO現象や怪奇現象で有名な地域ウェスト・バージニア州ポイントプレザントで実際に起きた数々の怪奇現象を題材にしたミステリアス・サスペンス。「隣人は静かに笑う」のマーク・ペリントン監督がMTV出身らしいスタイリッシュな映像とサウンドで映画化。主演はリチャード・ギア。共演に「真実の行方」以来となるローラ・リニー。(allcinema)
米国で実際に起きた一連の不可解な事件に基づくサスペンス・ホラー。監督は、「隣人は静かに笑う」のマーク・ペリントン。主演は「真実の行方」のリチャード・ギア。(KINENOTE)
外部リンク(2014/1/12、2015/7/20):
綴り字のシーズン Bee Season (2005)
Source:KINENOTE 2015/7/20
監督:スコット・マクギー、デヴィッド・シーゲル
脚本:ナオミ・フォナー・ギレンホール
原作:マイラ・ゴールドバーグ
製作:アルバート・バーガー、ロン・ヤークサ
製作総指揮:マーク・ロマネク、アーノン・ミルチャン、ペギー・ライスキー
出演者:リチャード・ギア、ジュリエット・ビノシュ
音楽:ピーター・ナシェル
撮影:ジャイルズ・ナットジェンズ
編集:ローレン・ザッカーマン
製作会社:Bee Season Productions Inc.、Bona Fide Productions、リージェンシー・エンタープライズ、フォックス・サーチライト・ピクチャーズ 他
配給:フォックス・サーチライト・ピクチャーズ、20世紀フォックス
公開:アメリカ2005年11月11日、日本2005年12月23日
上映時間:104分
綴り字のシーズン(Bee Season)は、熱狂的な大会として知られるスペリング・コンテストをモチーフに家族崩壊の危機と再生への希望を描いたドラマ。原作はマイラ・ゴールドバーグの同名小説。スペリング・コンテストをモチーフに家族の崩壊と再生を描いた作品。2000年出版。日本では2002年に東京創元社より出版(訳:斎藤倫子)。主演はリチャード・ギアとジュリエット・ビノシュ。スペリングの才能を開花させる娘役を演じた新人フローラ・クロスの演技が各方面から高い評価を受けた。宗教学者の大学教授ソール・ナウマン(リチャード・ギア)は、家では家事もこなす理想的な夫にして良き父親だった。しかし11歳の娘イライザ(フローラ・クロス)は、何ごとにも完璧を求める父の愛情はすべて優秀な兄アーロン(マックス・ミンゲラ)に向けられていると感じ、寂しさを噛みしめる。ところがある日、イライザは学校のスペリング・コンテストで優勝すると、地区大会でも圧倒的な強さで勝ち進む。思いもかけなかったイライザの才能はソールの学術的な興味を強く刺激し、彼の関心はアーロンからイライザへと一気に傾く。しかし、イライザが完璧な言葉を綴るたびに、完璧だったはずの家族の関係が次第にほころびていくこととなる。明らかになる父の秘密、母の秘密、兄の秘密。それぞれが言葉を超えた“心の世界”を旅する家族たち。小さなイライザは、砕け散った家族を修復できる鍵を自分が握っていることを知る。そして、その温かい奇跡は、スペリング・コンテストの全米大会で起こった。...
チャプター・メニュー(14/1/16):
- イライザ/オープニング
- 言葉の意味
- スペル・コンテスト
- “テイクン・オラム”
- サクラメント
- 万華鏡
- 父の関心
- 私に見えるもの
- 言葉を超えた世界
- アーロンの迷い
- 希望の光
- ミリアム(ジュリエット・ビノシュ)の苦しみ
- 言葉づくり
- 真夜中の帰宅
- 危険な道
- 限界
- 秘密の場所
- 病院
- 砕け散った家族
- 父に必要なもの
- 光を求めて
- O-r-i-g-a-m-y
- 世界の復元
- エンド・クレジット
熱狂的な大会として知られるスペリング・コンテストをモチーフに家族崩壊の危機と再生への希望を描いたドラマ。一見何の問題もなく理想の家族に見えた一家が、娘のスペリング・コンテスト出場を機に、様々なほころびをあらわにしていく。原作はマイラ・ゴールドバーグの同名小説。主演はリチャード・ギアとジュリエット・ビノシュ。スペリングの才能を開花させる娘役を演じた新人フローラ・クロスの演技が各方面から高い評価を受けた。(allcinema)
熱狂的な大会として知られるスペリング・コンテストをモチーフに家族崩壊の危機と再生への希望を描いたドラマ。原作はマイラ・ゴールドバーグの同名小説。主演はリチャード・ギアとジュリエット・ビノシュ。スペリングの才能を開花させる娘役を演じた新人フローラ・クロスの演技が各方面から高い評価を受けた。(KINENOTE)
外部リンク(2014/1/16、2015/7/20):
消えた天使 The Flock (2007)
Source:Wikipedia 2015/7/20
監督:アンドリュー・ラウ
脚本:クレイヴ・ミッチェル、ハンス・バウアー
製作:アンドリュー・ラウ、フィリップ・マルチネス、エリー・サマハ、ジェネット・カーン、アダム・リッチマン
製作総指揮:デヴィッド・ゴートン、カリーヌ・ベール、ロバート・レヴィ、ドリュー・ラーナー、ピーター・シュウェリン、リュック・カンポ、アラン・レイサム、ジェフリー・コンヴィッツ
出演者:リチャード・ギア、クレア・デインズ、アヴリル・ラヴィーン
音楽:ガイ・ファーレイ
撮影:エンリケ・チェディアク
編集:マーティン・ハンター、トレイシー・アダムズ
配給:ワインスタイン・カンパニー、ムービーアイ・エンタテインメント
公開:アメリカ2007年11月22日、日本2007年8月4日
上映時間:105分
2007年に製作されたアメリカ映画。監督のアンドリュー・ラウにとってはこれが初めてのハリウッド映画となる。公共安全局で長年働いてきたエロル・バベッジ(リチャード・ギア)は、引退前に後任のアリスン・ラウリー(クレア・デインズ)の指導を上司から言い渡される。アリスンがバベッジのやり方に反発する中、ある若い女性が行方不明になる事件が発生する。その女性の家出が疑われる中、バベッジは自分が監視している犯罪者の中に犯人がいると考えていた。(Wikipedia)
「インファナル・アフェア」シリーズのアンドリュー・ラウ監督がハリウッド・デビューを果たした社会派サスペンス・ドラマ。性犯罪歴の登録とその公開という性犯罪の件数が多いアメリカ特有の制度を背景に、性犯罪者を監視する一人の監察官が足を踏み入れる現代社会が抱える深い闇を大胆に描き出す。主演はリチャード・ギア、共演にクレア・デインズとこれが本格的な女優デビューとなるアヴリル・ラヴィーン。(allcinema)
出所後の性犯罪者を監視し、再犯を防止する監察官を主人公に、人間の心の闇と残虐性に鋭く切り込む社会派サスペンスエンタテイメント。監督は「インファナル・アフェア」三部作のアンドリュー・ラウ。脚本は「コモド」のクレイグ・ミッチェルとハンス・バウアー。出演は「シカゴ」のリチャード・ギア、「めぐりあう時間たち」のクレア・デインズ。(KINENOTE)
チャプター(14/1/15):
- 新たな誘拐事件
- メイン・タイトル
- 登録者監察官アリスン(クレア・デインズ)
- 性犯罪者登録の意義〜グルームズ(ラッセル・サムズ)
- ビオラ(ケイディー・ストリックランド)
- アビゲイルの家〜性犯罪者の特徴
- 獲物を狙うグルームズ
- 新聞〜ハリエット(クリスティーナ・シスコ)の家
- バベッジ(リチャード・ギア)の周辺
- 捜査開始
- 容疑者達〜カスティス(マット・シュルツェ)
- 押収フィルムの現像
- アリスンの心境
- 深夜のアリスン家
- やらせ写真の調査
- カスティスとビオラ(性犯罪公開の功罪)
- 二人の策略〜捕まるバベッジ
- 調査報告〜ハリエットの連絡
- 嘘を見破る〜最後の旅
- 惨劇の跡〜グルームズの手紙
- 情報収集〜監禁現場
- ハリエットを探すバベッジ達
- アビゲイルの所へ
- 監察官と犯罪者のはざま
- エンド・クレジット
- Q.エロル・バベッジについて(リチャード・ギア)
- エロル・バベッジは退職を控えている。公共安全局の彼の仕事は、登録性犯罪者を監視すること。大変な仕事だ。担当登録者は多いし協力は少ない。彼は昔かたぎで他の職員と比べやり方が少し強引だ。何度も度を過ぎた行動をとる。そして今や局を追い出される身なんだ。
- Q.アリスン・ラウリーについて(クレア・デインズ)
- アリスンの人物像は少し謎めいてるわ。彼女は若くて、楽観的で初々しいけど頭が切れて眼力のあるデキてる女性。でも彼女の過去は語られない。割と気ままな生活をしてる。雰囲気もあるわ。彼女はリチャード扮するエロルと組む。彼はとても気難しい人だけど、意外にも二人は親密な関係を築く。恋愛関係ではないけど、思いやりと忠誠心にあふれた関係なの。
- Q.この映画で描かれたことは?(リチャード・ギア)
- 恐ろしい事件が多発する世の中で、どれくらい責任が持てるかが本作のテーマだと思う。エロルのような職に就く者は“自分しかいない”と感じてしまう。犯罪者から一般市民を守るのはね。だから、ものすごい責任感がのしかかる。救世主コンプレックスともいえるが、彼は普通の生活を送れない。そういう人々は公共安全局の職員や警官に実際にいる。警官が虐待などの子供の問題に対処する場合は、自らも子供を持つ者として強い責任感を発揮し地域に住む全ての子供たちをケアする。結果、多くが病に倒れる。平均して18ヶ月働くと、彼らは燃え尽きてしまうんだ。
- Q.アリスンの仕事への心構えは?(クレア・デインズ)
- 彼女は仕事への心構えは、できてなかったと思うわ。自分ではできてたつもりでもね。彼女が想像してたのは、登録者に形式的な質問をして、形式的な返答をもらい次の登録者を訪問する、というような仕事だった。だから厳しい現実に直面することになるの。
- 本作のストーリーの根幹は?(リチャード・ギア)
- ストーリーの根幹にあるのは、“承継”だ。男が局を去ろうとする中、新人が入局する。男は彼女を“部下”と呼ぶ。彼女は男に選ばれたと言ってもいい。世の中がどれだけ異常で、恐ろしいかを理解でき、犯罪者の心理を理解できる者として。でないと、この仕事は勤まらない。だから私の役とクレアの役の師弟関係は物語の核だ。
- Q.エロルとアリスンの関係は?(クレア・デインズ)
- 冒頭のエロルは、崖っぷちにいる。もう少しで我を失うところなの。厭世的になっていて、世の中に存在する脅威に苦しめられている。それに屈しかかるけど、最終的には踏みとどまる。勇気を持って内なる苦しみを戦い、見事に立ち上がる。アリスンは、そんな彼に感動し元気づけられるの。
- 役作りのリサーチは?(リチャード・ギア)
- 様々な人たちと行動を共にした。性犯罪者たちは、私に心を開いてくれた。私が誰かは知らなかったようだが、時を過ごすうち、自分のことを話してくれるようになった。私が会った警官や、公共安全局の職員も皆いい人だった。だが私は彼らの仕事はできない。責任が重過ぎる。眠りに落ちた瞬間、事件が起きるかもしれないんだ。24時間態勢で、監視が必要な者もいる。職員たちと巡回していた時、彼らは性犯罪者の危険性を判定した。危険度が高い性犯罪者には、最大24時間態勢で監視にあたらねばならない。だから疲弊してしまう。
- リサーチでわかったことは?(リチャード・ギア)
- 皆、数字を追っている。意味を尋ねると、こういう返事だった。虐待され、傷つけられ、時に殺された子供たちの対処にあたった回数、同様に虐待され、時に殺された女性たちの数、事件の数、対処にあたった被害者の数、その数が自分の限界に達すると、仕事ができなくなり、怒りしか持てなくなる。エロルは、まさにそんな状況にいた。限界に達していたんだ。
- 役作りのリサーチは?(クレア・デインズ)
- リチャードと私は、製作の数人と一緒にアルバカーキの捜査官に会いに行った。登録性犯罪者の行動を監視している人たちよ。私たちは捜査官たちと共に、性犯罪者の自宅を訪問して回った。その過程で私は、二人の少女を暴行した男性と知り合った。心が締め付けられる思いだったわ。今までしたリサーチの中でも、かなりキツい方だった。でも、すごくためになる経験だったし、この仕事への理解が深まった。
- クレア・デインズについて(リチャード・ギア)
- クレアは最高だった。配役の時を思い出すが、アリスンは簡単な役じゃない。映画を観れば、その理由が分かる。クレアは勇気ある選択をしたと思う。彼女の演技は真に迫っていて、正直でごまかしがないところに魅力がある。この役には、そういう演技が必要だった。彼女の役には人間味と誠実さがなくてはならない。また、無邪気でオープンで探究心がなくてはならない。考え込み過ぎたり、裏表があってはいけない。彼女と会ったのは去年の夏だ。ミーティングの前にね。組むことが決まっていたと思うが、会うのは初だった。大規模なミーティングをする予定だったが、香港のスタッフは渋滞で遅れ、彼女が最初に到着した。彼女を見た時、あまり役にピッタリで感涙しそうになった。信じられないくらい理想的だった。現場での彼女もいつも明るくオープンで、すごく反応がよかった。これ以上ない共演者だった。
- オファーを受けた理由は?(クレア・デインズ)
- テーマが気に入ったし、アリスンに生来の純真さがあるのも魅力だった。彼女の美点は最終的に事態を好転させていく。彼女はエロルを癒すの。長年、危険な仕事に従事して内面が崩壊しそうになっている彼をね。
- アリスンの魅力とは?(クレア・デインズ)
- 彼女は、あきれるほどいい人yo。映画の中で唯一希望に満ちた人物なの。だから特別扱いされてる気がした。彼女は確固たるモラルを持ち、そして、とても誠実で知的で優しい。尊敬するところばかりよ。
- リチャード・ギアについて(クレア・デインズ)
- リチャードは、成熟していて思いやりがあってバランスのとれた人物よ。エロルは彼と正反対だから演じるのは驚きだったけど、彼は真剣に演技にあたっていた。心の中にある葛藤と戦いながらね。そんな彼を見るのは、刺激的だと思うわ。
- アンドリュー・ラウ監督について(クレア・デインズ)
- 彼は現実的で実際的なアプローチをする監督で、私には、とても都合がよかった。悲観的な考えにひたる暇がなかったからよ。どういう演技をしたいかを自分の中で把握したら、あとはそれを実行に移すだけだった。
- アンドリュー・ラウ監督について(リチャード・ギア)
- 初対面は私の事務所だった。「インファナル・アフェア」に敬意を表していたので、本作の筋書きを聞いて、即、出演を決めた。彼の感性と手腕を買ったんだ。彼は英語が堪能ではないが・・・、
最後の初恋 Nights in Rodanthe (2008)
Source:Wikipedia 2014/7/19
監督:ジョージ・C・ウルフ
脚本:アン・ピーコック、ジョン・ロマーノ
製作:デニーズ・ディ・ノヴィ
出演者:リチャード・ギア、ダイアン・レイン、スコット・グレン、クリストファー・メローニ
撮影:アフォンソ・ビアト
音楽:ジャニーン・テソリ
上映時間:97分
ニコラス・スパークスの小説を原作とした映画。小説は、アメリカでは2002年9月に、日本では2008年9月に出版。アメリカでは2008年9月26日に、日本では2008年9月27日に、共にワーナー・ブラザーズ配給で公開。リチャード・ギアとダイアン・レインは『コットンクラブ』、『運命の女』に続く3度目の共演となった。ノースカロライナ州の田舎町ロダンテで、親友の代わりに5日間だけホテルの運営をすることになったエイドリアン(ダイアン・レイン)。この時期にやって来たのは無愛想な医師ポール(リチャード・ギア)、たった一人だけの客だった。
外部リンク(2013/12/31):
- 最後の初恋 (Wikipedia)
- Nights in Rodanthe (Wikipedia)
- 最後の初恋 (映画com)
- 最後の初恋 (yahoo映画)
- Nights in Rodanthe (Yahoo! Movies)
- Nights in Rodanthe (IMDb)
- Nights in Rodanthe (Moviefone)
顔のないスパイ The Double (2011)
監督:マイケル・ブラント脚本:マイケル・ブラント、デレク・ハース
出演者:リチャード・ギア、トファー・グレイス、マーティン・シーン
撮影:ジェフリー・L・キンボール
『顔のないスパイ』(かおのないスパイ、原題:The Double)は2011年公開のアメリカ合衆国のスパイ映画。
- オープニング
- カシウス
- 面会
- ポールの正体
- 殺害現場
- 夕食会
- ソ連の暗殺者
- アジト
- 帰無仮説
- 全ては復讐のため・・・
- 最後の決着
- エンディング
- 顔のないスパイ (Wikipedia)
- The Double (Wikipedia)
- 顔のないスパイ (映画com)
- 顔のないスパイ (yahoo映画)
- The Double (Yahoo! Movies)
- The Double (IMDb)
- The Double (Moviefone)
キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け Arbitrage (2012)
Source:Wikipedia 2014/7/19
監督:ニコラス・ジャレッキー
脚本:ニコラス・ジャレッキー
製作:ローラ・ビックフォード、ケヴィン・チューレン、ジャスティン・ナッピ、ロバート・サレルノ
出演者:リチャード・ギア、スーザン・サランドン、ティム・ロス、ブリット・マーリング、レティシア・カスタ、ネイト・パーカー
音楽:クリフ・マルティネス
撮影:ヨリック・ル・ソー
上映時間:107分
『キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け』( - きけんなかけ、Arbitrage)は、2012年にアメリカ合衆国で公開されたサスペンス映画。ニコラス・ジャレッキー監督の長編劇初監督作品。原題の「Arbitrage」とは、「裁定取引」を指す英語。(Wikipedia)
外部リンク(2014/7/19):
- キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け (Wikipedia)
- Arbitrage (film) (Wikipedia)
- キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け (映画com)
- キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け (yahoo映画)
- Arbitrage (Yahoo! Movies)
- Arbitrage (IMDb)
- Arbitrage (Moviefone)
リチャード・ギア/人生の特効薬 The Benefactor (2015)
Source:Wikipedia 2019/1/3
Directed by Andrew Renzi
Produced by Jason Michael Berman, Thomas B. Fore, Jay Schuminsky
Written by Andrew Renzi
Starring: Richard Gere, Dakota Fanning, Theo James, Clarke Peters
Music by Danny Bensi, Saunder Jurriaans
Cinematography: Joe Anderson
Edited by Dean C. Marcial, Matthew Rundell
Production companies: Audax Films, Big Shoes Media, Magnolia Entertainment, Soaring Flight Productions, TideRock Media, Treehouse Pictures
Distributed by Samuel Goldwyn Films
Release date: April 17, 2015 (Tribeca Film Festival), January 15, 2016 (United States)
Running time: 93 minutes
Country: Italy, United States
Language: English
Budget:
Box office: $2.1 million
2015年にアメリカ合衆国で公開されたドラマ映画である。監督はアンドリュー・レンツィ、主演はリチャード・ギアが務めた。本作は日本国内で劇場公開されなかったが、WOWOWで放送されたことがある。また、DVD化の際には『ベネファクター/封印』という邦題が使用された。(Wikipedia)
WOWOWでの邦題「リチャード・ギア 人生の特効薬」って、全く内容を理解していないし、ヒドいタイトル。原題の「ベネファクター」とは、アメリカにありがちな「慈善家」みたいな意味か。「封印」の意味はやっぱ不明(笑)。(allcinema)
リチャード・ギア主演のサスペンスドラマ。大富豪のフラニーは親友夫婦を交通事故で亡くして以来、5年もの間ホテルに閉じこもっていた。そんな中、親友のひとり娘・オリビアと久しぶりに再会した彼は、彼女の幸せそうな姿に生きる希望を見出すが…。【スタッフ&キャスト】監督・脚本:アンドリュー・レンジ 製作:ケヴィン・チューレン 撮影:ジョー・アンダーソン 音楽:ダニー・ベンジー 出演:リチャード・ギア/ダコタ・ファニング/テオ・ジェームズ/ディラン・ベイカー(KINENOTE)
嘘はフィクサーのはじまり Norman: The Moderate Rise and Tragic Fall of a New York Fixer (2016)
Source:Wikipedia 2020/3/15
Directed by Joseph Cedar
Produced by Miranda Bailey, Lawrence Inglee, David Mandil, Oren Moverman, Eyal Rimmon, Gideon Tadmor
Written by Joseph Cedar
Starring: Richard Gere, Lior Ashkenazi, Hank Azaria, Steve Buscemi, Charlotte Gainsbourg, Michael Sheen, Dan Stevens
Music by Jun Miyake
Cinematography: Yaron Scharf
Edited by Brian A. Kates
Production companies: Cold Iron Pictures, The Rabinovich Foundation, The Jerusalem Film Fund, Keshet International
Distributed by Sony Pictures Classics
Release date: 3 September 2016 (Telluride), 8 March 2017 (Israel), 14 April 2017 (United States)
Running time: 117 minutes
Country: United States, Israel
Language: English, Hebrew
Budget:
Box office: $5.2 million
2016年のアメリカ合衆国・イスラエル合作の政治・ドラマ映画。ヨセフ・シダーが監督・脚本を務め、リチャード・ギア、リオル・アシュナケージらが出演。(Wikipedia)
リチャード・ギアが小さな嘘を重ねてユダヤ人ネットワークに食い込み、いつしか大物フィクサーへと成り上がっていく狡猾な男の悲哀をシニカルに演じたイスラエル・アメリカ合作コメディ・ドラマ。共演はリオル・アシュケナージ、ハンク・アザリア、スティーヴ・ブシェミ、シャルロット・ゲンズブール。監督は「フットノート」のヨセフ・シダー。(allcinema)
リチャード・ギアが次々と厄介事に巻き込まれるフィクサーを演じたブラックコメディ。自称フィクサーのノーマンは、出世を目論み、イスラエルの政治家エシェルに接近。やがてエシェルが大統領に就任すると、ノーマンも超大物たちの間で暗躍を始めるが……。共演は「運命は踊る」のリオル・アシュケナージ、「スターリンの葬送狂騒曲」のスティーヴ・ブシェミ、「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」のシャルロット・ゲンズブール。監督は「ボーフォート -レバノンからの撤退-」でベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)、「フットノート」でカンヌ国際映画祭脚本賞をそれぞれ受賞したヨセフ・シダー。(KINENOTE)