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アフター・ユーヴ・ゴーン

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After You've Gone
1918年に Henry Creamer(詞)と Turner Layton(曲)の黒人ソングライター・コンビが書いた。"After you've gone and left me crying. After you've gone, there's no denying" (ねぇ、アンタ、私を泣かせて出ていくなんて、我慢ならないわ!)と唄うので、邦題『君去りし後』なんていうタイトルは似合わない。唄われる場合は、そのメロディーを生かしたスロー・ナンバーとして扱われることが多いが、インストものでは例外なくアップ・テンポで演奏されるようだ。Zoot Sims & Al Cohn でのスイング感に溢れたプレイもこの曲の名演に挙げられると思う。Zoot によるテーマの提示の後、Zoot, Woods, Al, Allison の順でソロが展開され、ソロに入る前の Zoot とリズム陣とのブレイクがまさに絶妙の呼吸。ウェブで検索すると、Wynton Marsalisも採りあげていた。



Last modified: Sun, 04 Jul 2010 18:42:28 +0900
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