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オール・オヴ・ユー

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多くのモダン・ジャズでは第1コーラスはテーマの提示ということでファンも気を抜いて、「アドリブ。コーラスに入ってからバッチリ聴いてやろう」位に考える。ところが Miles の場合、第1コーラスは既にインプロビゼーションなんだ。それがこの Cole Porter の有名曲でハッキリと分かる。他の歌手のアルバムでもいいし、楽譜でもいいが、比べてみると、テーマ部分の最も印象的なフレーズは原曲には無いのである。


1964 in Milan

Miles Davis - trumpet
Wayne Shorter - tenor sax
Herbie Hancock - piano
Ron Carter - bass
Tony Williams - drums



Last modified: Sun, 04 Jul 2010 18:42:28 +0900
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